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ECM Japanは、イタリアに本部を置く認証機関・ECM グループの日本支社です。

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CEマーキング モジュール

適合性評価の手順

CEO

 EC(European Commission:欧州委員会)はCEマーキングの適合性を評価モジュールの組合せで評価することをによってConformity assessmentで示しています。

 右図は、製造者がCEマーキングを取得(※1)するための評価モジュールの組合せを示しています。

 例えば、「モジュールB」と「モジュールD」に適合すればCEマーキングを取得できます。
ただし、組合せは該当する指令や機器により異なります。

 ※1:”CEマーキングの取得”とは、指令に適合する製品にCEマーキングを表示することを一般的にCEマーキングの取得と言っています。


評価モジュール

Conformity assessmentに示すモジュールの説明(Blue Guid)の概略を下表に記載します。

 モジュール  評価  NB関与(※2)
モジュール A
(自社生産管理)
製造者が指令の要求事項に適合する設計と生産管理を行う。 ×
モジュール B
(型式試験)
NBが該当機器の設計とサンプルが指令の要求事項に適合することを検証する。
モジュール C
(型式適合性)
モジュールBに続き、対象機器が確実にモジュールBに適合するために製造者が生産管理を行う。 ×
モジュール D
(生産品質保証)
モジュールBに続き、対象機器が確実にモジュールBに適合するために品質システムのもと生産する。NBは生産プロセス全体の品質システムをNBが評価する。
モジュール E
(製品品質保証)
モジュールBに続き、対象機器が確実にモジュールBに適合するために生産する。NBは製品の最終品質が確保できる品質システムであることを評価する。
モジュール F
(製品検証)
モジュールBに続き、対象機器が確実にモジュールBに適合するために生産する。NBは対象機器の全てをモジュールBに適合していることを検証する。
モジュール G
(ユニット検証)
製造者は指令の要求事項に適合する設計と生産を行う。NBは指令の要求事項に適合することを全機器に対して検証する。
モジュール H
(完全品質保証)
製造者は設計、生産、検査など全行程にが指令の要求事項に適合する品質システムで生産する。NBはその品質システムを評価する。

※2 : NB(ノーティファイドボディ)がモジュールの評価に関与の有無を示します。
     〇=関与、×=関与しない


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